病院内で受ける保育や教育について

病気、というものは大人だけが罹患する異常ではありません。国内、また世界中のあらゆる場所で一般に知られる病気以外の病を患っている子供などが実に多数存在しているのです。

小さな体にも点滴の注射痕が多くある子供や、酸素マスクが手放すことができない子ども、生まれてからもう何度目かわからない手術を待っている子どもなど、背負っている病気は色々です。
そんな重たい病気を持つ子供たちの世界は現在入院している病院内だけ、というのも珍しくありません。
そのような子ども達ですが、元気な子ども達と一緒で将来に関しての夢をその身体の中にあたためています。そして、教育を受ける権利ももちろん当たり前に持っているのです。

ここ数年の間に、そういった子ども達が多く入院している病院における「院内教育」や「院内保育」の充実に力を入れる所が増えてきました。行政主導にせよ病院独自の動きによるものにせよ、そのような病気と闘う子ども達の教育や保育の支援において活発化されるのはすごく喜ばしい事です。

以前は空き部屋に簡素な机や椅子とかで勉強や保育を行っておりましたが、近頃では学校や保育園、幼稚園と同じように明るく飾り付けのある部屋へと変わってきております。そしてそこで学んだり遊んだりしながら入院期間はなかなか難しい同年齢同士の横のつながりを作ったり、また異年齢の子どもとの縦の関係を大事にしたりと、この年齢で学ぶべき教育・保育を受ける事が出来る状態となってきたように見受けられます。

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このようにやや変わった教室ではありますが、同じような環境にある仲間と学んだり遊んだりする事については、子ども達にとってかけがえの無い時間となっているはずです。
そしてそのかけがえの無いという仲間同士がそれぞれに力を与え合って、厳しい治療に耐える勇気をもたらすのです。また、そういった我が子の姿を見た親達にも希望を与え、大人であるがゆえに場合によっては挫けそうになる気持ちを支えられる力になっていくのです。

闘病時の子ども達に夢を与える院内教育・保育の更なる充実を心から願ってやみません。